獅子座新月のイメージを描いてみた
こんばんは、獅子座新月の時刻を過ぎました。蟹座(水エレメント)から獅子座(火エレメント)へ、何かが切り替わったように感じられた方もあるかもしれませんね。
今日は、ブログの記事の書き方としてこういうのもありかなと思ったので、新しくやってみることにしました。
わかりやすくいえば、星読みフォトポエトリー、のようなものです。星写詩ん(笑)。
ぼんやりと受信したことを写真という見える形にして、一言添えるような形でやってみようかなーと。
で、今日は獅子座新月。獅子座は牡羊座から始まる12のゾディアックサイン(星座)のうちの5番目です。
先ほどの獅子座新月読みの記事
にも書いたとおり、5は奇数で打ち出し、放出し、発信していく。そのなかでも、自己表現、子どもらしいシンプルさ、遊び心、クリエイションなどを象徴すると言われますね。
また、人間のピクトグラム(人体を簡略化したマーク)で両足を広げたものがありますよね。足が2本、手が2本、そして頭部。その5つのパーツを表すのが5だとも言います。つまり、人間らしさ。
獅子座の新月、そんなことを考えてみてもいいかもしれません。
写真は、「放つ」という意味から放射状に並べてみた5個のもの。
どうしても入れたくて、先日拾ったタイサンボクの花芯(花びらが散ってしまったところ。真ん中の緑色の植物です)を使ってみました。自分ではワンドのエースのつもり。
獅子座=火のエレメント=タロットの小アルカナで言えばワンド、というつながりです。
星写詩ん。
なぜこんなことを思いついたかというと、星の話はことばよりもイメージのほうが伝わることも多いようなのです。また、それを読み解くわたしも、イメージとして受け取ることが多々あるんですね。
長年、インタビュワーとして聞き取ったこと、対話したことを文章化するというやり方で、ことばを扱ってきたわたしなのですが、こと占星術のこととなると、ときどきそれに限界を感じてしまう(もちろん、自分の未熟さもあるとは思うんですが)。
なので、ブログの文章や対面でのお話と、写真の両方を使っていってみてはどうかと思ったわけです。
いままでも、ブログの記事に自分で撮った写真を添えていてそれなりに面白いなと手応えを感じたときもあったので、それをひとつの表現方法として意識的に始めてみます。
ウケないと思うんですけどこういうの(笑)。だけど、基本、自分が楽しめることがいちばんなので。不定期更新になると思いますが、おつきあいいただければ幸いです。
7月23日新月図 自分を花火のように打ち上げる
今朝Twitterを見ていたら、花火大会の写真を貼り付けたツイートが目に留まりました。夜空に打ち上げられた無数の玉がはじけて、色とりどりの光が飛び散っている。それを見て、ああ獅子座っぽいなと思いました。
23日、日本では午後6時45分頃、獅子座で新月が起こります。
今回は、新月の月と太陽、火星と水星が獅子座に。天王星が牡羊座、土星が射手座にあり、火の星座に6天体入っていることに。
金星が双子座、木星が天秤座で風の星座に2天体。火と風が男性的な(陽の)(奇数の)星座なので、かなり発信型の新月図となります。
残りは山羊座(地のエレメント)に冥王星と魚座(水のエレメント)に海王星。
特に、月と太陽、火星は、水のエレメントである蟹座から火のエレメントの獅子座に「入ったばかり」なので、火の勢いが強い。自分から輝いていきますよ〜という花火型です。ただし、花火というのは、観客があって初めて成り立つもの。ショーマンシップも重要になる、劇場型の1ヵ月の始まりです。
月と太陽、火星は、先週あたり蟹座から獅子座に抜ける直前に、牡羊座の天王星からどかんと一発衝撃を受けて弱っているかもしれません。
今でもその余波が残っている可能性もありますが、新月を過ぎればそのショックも和らいで、獅子座の空気になじんでいくでしょう。
ちょっと気後れするかもしれませんが、前のことにはあまりこだわらず、自分の手に残った財産を点検してみましょう。それが、あなたならではの、美しい花火になるのです。
月と太陽のサビアンシンボルは、獅子座1度 A case of apoplexy 「卒中の症例」。牡羊座の時期に芽生え、蟹座の期間までに育んだ「自分成分」が突然ばっと出血する、という感じですね。
出血というとよくない響きなんですが、要するに自分を発信すること。
獅子座は5番目の星座で、5には自分を放射していくようなイメージがあります。創造性を表す数字でもあります。
冒頭の写真は湿原で撮った名前のわからない植物なんですが、5は、こんな感じで放射していくんじゃないかと思うのです。花火みたいでしょ?
マクロで考えるとビッグバン(大きく出てみましたw)。ミクロで考えると、原子のモデルもこんな形をしてますよね。
とにかく、自分というものが核にある。それをぱーんと外に、それも四方八方相手構わず打ち出していくイメージです。
その衝動は自分の内にあり、抑えることはできないでしょう。
この新月は、そのように自分を打ち出していくことを「いいことなんだ」と思ってやってみてはいかがでしょう?
迷惑をかけるんじゃないか、失敗するんじゃないか、という逡巡や先に思いをめぐらせる力、経験もすべて含めてわたしたちの財産であり、それらを踏まえてやめたっていいのです。でもこの時期、せっかく星のエネルギーが味方してくれているのですから、ぜひ試してみていただきたいなと思います。
創造にまつわること、子どもらしい闊達さ、表現に関わること(クリエイティブなことに限らず、自分の思いを表明することも入ります)などがキーワード。そして、自信を持って観客のみなさんにあなたの魅力を伝えてみてくださいね。
今日は、新月に目を向けていただきたかったので、ほかの天体やアスペクトについては読んでいません。わたしにしては短いですよね(笑)。
思い返せば、去年の8月3日の獅子座新月に、このブログで新月図や満月図を読むことを再開したのでした。
それから約1年が過ぎました。乗り遅れ(笑)やお休みも経験しながら試行錯誤の連続でしたが、1年間おつきあいいただきありがとうございました。
新月と満月はセットなので、次回の水瓶座満月(8月8日・部分月食)については記事を書く予定ですが、その先どんなふうに続けるのか、形を変えることも含め考えているところです。
もともと必殺仕事人(?)の側面もあって、オーダーとか枠にきっちりおさまる形で納品するのは得意なのですが。それを続けていると、のびのびやれないところもあるんですよね。その結果、自分が飽きちゃう(笑)。
さきほどの獅子座の話じゃないですが、そういう自分の不定型な表現欲求をどうしたらうまく読み手の方にお伝えできるんだろうかと、考え中なのです。
というわけで、今回はフライング再開1周年記念???で、小分けでお届けします。
第1弾は新月読み。花火のように夜空をとどろかせ、華々しく色とりどりの光を散らしてみんなの目を楽しませてくださいね。
新月のタイミングでやめる話
今週末、7月23日、獅子座で新月が起こります。今日は新月読みではなく、新月で何かを「やめる」話を書こうと思います。
新月〜満月〜次の新月、という月の満ち欠けのサイクルと同期させることによって、願望を達成する、というようなことは最近ではよく知られていますね。新月というと新しいことを「始める」タイミング、と言われます(わたしもよく書いてますw)。
このところ個人的に、今年上半期をざっくり振り返るとか、複数回起こった天体同士のアスペクトを順繰りに回顧するとか、火星の星座移動と自分の変化の対応を確認するとか、何やら復習モードに入っていました。
その過程で思い出したのですが、今年3月28日の牡羊座新月を機に、ひとつ「やめた」ことがあったのです。
ある香水を使うことを、やめました。それまでずっと毎日使っていたのです。何かわたしにとってはおまじないのような習慣でした。
ちなみにそれは香水診断などで勧められたのではなく、自分でショップで見つけたもので、3回そのお店に通って買うのを決め、買ってからは毎日使うようになり、1本目が終わったあともリピートするくらい、気に入っていた香りなんですね。
ご参考までに。ひとつの香水にはトップ〜ミドル〜ラストという三つの香りのノートがあって、時間が経つにしたがって、順に香ってくるのはみなさんご存じですよね。
ラストノートが香るのはだいぶ時間が経ってからなので、お店で試し付けしてもすぐに買わず、ムエットももらって帰り、つけたまま半日くらいはおいてラストノートを確認してから買うと、間違いないと思います。ラストノートっていちばん服や髪に残りやすく、これが好みに合わないとつけている自分を嫌いになってしまいますから。
つけるのをやめたのは、その香りが嫌いになったからではないのです。
ただ、自分がその香りと、それを自分にワンプッシュしたときのおまじない感に「依存」しているなとどこかで気づいたからだと思います。
日々の生活の中にその習慣と香りがあるのが普通でしたから、やめたあとはなんだか物足りないような気がしました。ほかの香りにはないものが、その香水にはあったからです。
でも、習慣って面白くて。以前、17年吸った煙草をやめたときもそうだったのですが……。
最初は急ブレーキをかけたみたいにぎくしゃくしていたのに、禁煙が継続しているうちに気がつくと、「煙草が存在しない暮らし」が新しく習慣化されていたんですね。そうやって新しい習慣や生活が自分のものとなる。
牡羊座新月までは2年近く毎日その香水を使っていたのに、やめてからしばらくしたら、その習慣がないことが習慣化された。
なので、つい最近まで、「あの香水を毎日つけるのをやめた」ことさえ忘れていたのです(笑)。約4ヵ月ですね。
その香りは今でも好きですが、それをつける習慣そのものはもうわたしにとって必要なくなりました。
そして、ああ、新月のタイミングでやめてうまくいってるな、と思ったのです(つい昨日のことですがw)。実際、その香りに「依存」しているようだったわたしは、まとう香りとの新しい関係を作れるようになったような気がします。
新月は「始める」タイミングですが、それは何もパンパカパーン!ということとは限りません。
「煙草をやめる」のは、「禁煙を始める」ことでもありますよね(これはこれで、パンパカパーン!だと思いますけど)。
「始める」ということばにあまりとらわれないほうがいいかもしれません。
依存をやめる、習慣を変える、人間関係を刷新する……。いろいろな「始まり」があると思うのです。
大切なのは、新月をリフレッシュのタイミングと捉えて、新しい自分をイメージしてみる、ということではないでしょうか。そして、その新しい自分に必要なことなら始めるし、その新しい自分に不必要だったり、似合わなかったりするものをやめる。
新月でうまくやめられなかったら、よく言われる「終わらせる」タイミングである満月や下弦の日に再トライしてみるのもいいかもしれないですね。たとえば満月のタイミングのほうが、「ありがとう」とお別れするにはよかったりしますから。
今週末の新月は獅子座新月。少々の無理は承知でガーンと行こうぜという側面もあります。少しくらいは無理したほうが象徴にはぴったりだし、派手派手しい宣言をぶち上げる人もあるでしょう、頑張ってくださいね♪
ただ、本当に大切なのは、今までの自分に根ざしていて、なおかつ新しい自己イメージです。そんな新しい自分を目指すのなら何かを「始める」でも「やめる」でもどっちでもいいんですよ、というお話をしたくて、ちょっと書いてみました。ご参考になれば幸いです。
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