6月9日新月図 やわらかく、ふわふわ毛皮で、受けて立つぜ♪
6月24日(土)、東京では午前11時半頃、蟹座で新月が起こります。今年の蟹座と獅子座の新月は特にサイン初期度数で起こり、そのサインらしさが目立っています(過ぎてしまいましたが先月、先々月の新月も比較的初期度数でした)。
月は蟹座の支配星です。それだけをとっても、この新月が蟹カニした新月ということはおわかりいただけますよね?
蟹座って、養育とか「母性」とか親しみやすさとか家庭とか胃袋とか気持ちを通わせるとか模倣とか水とか海とか仲間内とかいろいろなイメージがあります。傷つかないように甲羅で守っている蟹ミソは、ほんとうの気持ちです。
24日の新月は、水星の近くで起こります。少し離れていますが火星も蟹座に滞在中です。前回の記事でも触れましたが、月と太陽、水星と火星が蟹座に。海王星は魚座にあって、水のエレメントが優勢な新月図です。
こういうとき、情緒や気持ちを抜きには物事は進みません。ずぶずぶになるのもどうかとは思うんですが、「とりあえず感情抜きで行こうね」というのはあまり通用しない配置です。火星は海王星と調和角ですから、ひとの気持ちを汲むことで、より大きな動きを作れるタイミングでもあります。言葉をやりとりするときも、ただ情報を伝達するだけではなく核に気持ちや思いやりを忍ばせたほうが伝わりやすいでしょうね。
そういうの苦手だなという方も、過度に緊張したりしなければ、この時期にはわりとスムーズに感情を伝えられるかと(^^) 水星が新月の近くにありますから。伝えたいことや思いをはっきり意識して、下手でもいいのでちゃんと伝えれば、思いを伝えられる日ですよ。
前回の記事で、防衛的になりやすいと書いた蟹座の火星は天秤座の木星からツッコミを入れられる配置。人の視線や評価が気になるかもしれません。でも、そこで反発したり、突っぱねたりするとドツボにハマってしまうかも。
他者の視線や評価を気にして萎縮してしまうくらいなら、「本当のところはわたしのことどう思ってるの?」とやんわり訊いて不安を解消したほうがいい場合もあります。案外、視線が厳しいように感じているのは自分だけだったりして……。
蟹座は基本的に仲よくなりたいがテーマですし、天秤座もバランスをとることが得意。緊張するよりは共通の話題や接点や目的をさがすことで、なごやかなムードをつくれるといいのではないかなと思います。
蟹座の新月は自分の奥底に目を向けてくれます。でも反対側の山羊座をゆっくり運行する冥王星が、社会や組織の矛盾をつつきだし根底から変えていこうとするので、その社会や組織という基盤に乗っかっているみんなもつねに揺さぶられてしまうのがこのところの流れなのですね。
自分軸とかブレないとかいうキーワードが出てくるのも、ある意味でその力に対抗しようとしているわけで。それも大事なことです。
ただ、今回の新月図を見ていると、自分軸が折れてもまた立て直し、ブレブレの自分を許容するやわらかさというのも一方では必要なんじゃないかなと思ったのでした。
蟹座3度、新月のサビアンシンボルは、A man all bundled up in fur leading a shaggy deer. 「毛皮で完全武装した男が長毛の鹿を先導している」。
長毛の鹿というのは冬毛なんでしょうか。shaggyは伸びた毛がぼさぼさでふさふさっていうニュアンス。野性的ですね。男も毛皮にくるまって冬支度は完璧です。つまり、変化に対して備え万端ぬかりなく、何でも来いという感じ。
ただその「武装」が鎧や楯ではなく、オーガニックな毛皮(鹿の毛にいたっては自然に生えるもの)ですから、変化への防備はもともと自らにそなわっていたもの、と考えられるんじゃないでしょうか。不安より、安心を。対立より、ぬくもりを。
カチカチに武装するのではなくて、ふわふわだけど受けて立つ感じ、いいなと思います(笑)。
冥王星は牡牛座金星とぴったりのトライン(120度の角度)を作っていて、美しいものや感覚的に快いものに触れることもよさそうです。
ともあれ、新月です。奥底にあるほんとうの気持ちに気づいたら、小さなことでいいので新たなスタートを切りましょう。
そんなこと言われてもほんとうの気持ちなんてわからない、というあなたは正直者なだけ。蟹座の「ほんとう」は水のようなもの。今日はこれに、明日はそれに染まります。でも「ほんとう」ってそんなものかもしれません。揺れ動くことが本来の姿と思えば、起こる変化をちょっと楽しめる余裕も出てくるのではないでしょうか?
画像の新月図にのせた左側の水晶は、エレスチャルと呼ばれるもの。複雑な形は、いわく言いがたい。何がほんとうなのかわからないけれど、それはそれでありかもなと思わせてくれる不思議な美しさがあります。
右のカルサイトは、レモンイエローが蟹座の色なので、ころんと置いてみました。こんなやさしい色の蟹座の月なんだと、新月だから目には見えませんがイメージしてみてくださいね。
新月の週末。みずみずしい変化の兆しを楽しめますように。
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金星が牡牛座に滞在する7月5日いっぱいまで、鑑定ご依頼の方に牡牛座金星アロマミスト「受け取っています、ありがとうミスト」ミニサイズをおまけとしておつけします。対面鑑定の場合はその場にお持ちしますが、メールやスカイプの鑑定をご依頼の方は忘れずご住所もお知らせくださいね。定形外郵便で発送いたします。カスタムミストご依頼の方には同梱でお送りいたします。
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蟹座火星太陽水星に思うこと。
どうも外からはそう見えないらしいのですが、わたしは気が弱いし未熟者なので「ひょっとしてわたしは間違ったんじゃないだろうか?」と悩むことがよくあります。
(この悩みがひどくなると、「ひょっとして、今までのこと全部間違っちゃったんじゃないだろうか?」になっていたりします。
ご参考までに書いておくと、「今までのこと全部」というのは必ず妄想です(笑)。1コずつ確認していけばわかることです。でも弱っているときは、1コずつ確認する元気がないのでうっかり「全部」ってくくって片付けたいと思いがち。そういうときは、今自分は弱ってるので、1コずつ確認できる体力がつくまでは「全部間違ってるかどうか」という問いは棚上げにしようねって切り替えましょう)
トランジットの火星が蟹座を運行中です。双子座でわいわいきゃーきゃーいろんな情報や意見が集まってきて、なんだか盛りだくさんでスゴイやって思ってたら蟹座という水のエレメントの「洗礼」なのか、いきなり冷や水を浴びせられてしょぼーんと濡れそぼってしまった火星プロジェクトもあるかもしれません。
牡羊座に入った1月末から始まった火星の旅、蟹座の次の獅子座(火のエレメントですね)に入って再びぼーぼー燃えさかる前に、外側から見るとちょっとした停滞期のようなところに入っていてもおかしくありません。
蟹座は最初の牡羊座から数えて4番目の星座。ちょっとした「休憩・休息」をとったり、前と同じことをして安心感を得たり、自分の落ち着くところを探ったり、という側面もあります。
「ひょっとして間違ったんじゃないだろうか」という不安は、最初にプロジェクトが孕まれたときに想定していた軌道に、自分はちゃんと乗っているんだろうか?と思ったときから始まります。
でも、想定していた軌道って、要するに想定に過ぎません(笑)。
大事なのは、最初に孕まれたときの「これをやりたいんじゃーっ」という思いだったことを、もう一度思い出すべきときなのかも。
冷静に振り返ってみてもどうやら間違えたようだと思ったら、ちょっと休んで軌道修正を図るのもひとつの手です。
反対に、想定した軌道のほうが間違ってて、目標のためには今の自分のいるところでOKと思えるかもしれません。
蟹座は活動宮なので、休みが必要でも先を急ぎたい、結果を出したい、という焦りを抱きがちな時期です。そうやって心の落ち着きどころや安心を得たいと思ってしまうのです。
それはそれで仕方のないことなのですが、そういうときに大事なのは焦っている自分を落ち着かせることのほうではないかと、蟹座に月のあるわたしはつねづね痛感します。
落ち着きを得たいから行動するのに、行動している限り落ち着きが得られない、というのがハマりやすい穴なのです(涙)
焦っている自分に気がついたら、「休んでもいいよ、次のリスタートまでの間なら」と自分に声をかけられるといいですね。
間違ったんじゃないかと不安に思っていたときに、しげしげ眺めていたのは写真の水晶で。
触りながらふと思ったのは、「ああ、間違いなんかないんだ」ということでした。しでかしたことを、「間違い」にしたいのは、自分なんですよね。
だから、「なーんだ、間違ってなかったじゃん」と思うのも自分の力でできることなのです。
大きな結晶と小さな結晶が90度の角度をなしていて、横槍を入れる角度です。たとえば牡羊座と蟹座。
でも、ホロスコープの12星座はぐるっと円をなしていて、横槍が入りながらも円を描いていく軌道があると考えることができます。
立ち止まること、不安に思うこと、疑問、悩み、休息。過去の失敗?を反省したり後悔したりすることもすべて、次のためにある。
蟹座の火星で最も強いのは防衛する力です。初期の目的といういちばん守るべきところを守るのに使いたいですね。そのために、自分が一番大切にしたいものは何なのか、もういちど考えてみませんか?
昨日は夏至で、太陽と水星が蟹座に入りました。これで、火星、太陽、水星という3天体がしばらく蟹座に滞在し、水のエレメントが優勢になります。
火星は、今年1月末に牡羊座に入って以来ずっと、太陽よりも一足先に次の星座に入るという動きでしたが、ついに獅子座の時期に太陽と火星が重なります(2017年7月27日)。それ以降、太陽は火星を追い抜いて毎月1星座ずつという着実なスピードで進み始め、火星は2018年の前半まではマイペースで進んでいきます。
このアスペクトも含め、獅子座の季節は動きがあったり物事が定着したりする可能性が高いので、蟹座の時期には無理をせず自分の気持ちや相手の気持ちを上手にケアしながら過ごしたいですね。
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金星が牡牛座に滞在する7月5日いっぱいまで、鑑定ご依頼の方に牡牛座金星アロマミスト「受け取っています、ありがとうミスト」ミニサイズをおまけとしておつけします。対面鑑定の場合はその場にお持ちしますが、メールやスカイプの鑑定をご依頼の方は忘れずご住所もお知らせくださいね。定形外郵便で発送いたします。カスタムミストご依頼の方には同梱でお送りいたします。
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牡牛座金星アロマミスト プレゼント
6月6日から、金星が本宅である牡牛座を運行しています☆
にもかかわらず、金星ワークショップを病欠・延期してしまったわたしなのですが。
ワークショップにご参加いただいた方にお土産としてお持ち帰りいただいて、ローズを基調とした牡牛座金星アロマミストのお披露目をしようと思っていたんですよね。
せっかくなので、金星が牡牛座にいる間、つまり7月5日いっぱいまで鑑定をご依頼いただいた方には、写真の牡牛座金星アロマミスト「受け取っています、ありがとうミスト」ミニサイズをおまけとしておつけしようと思っています。
対面鑑定の場合はその場にお持ちしますが、メールやスカイプの鑑定をご依頼の方は忘れずご住所もお知らせくださいね。定形外郵便で発送いたします。カスタムミストご依頼の方には同梱でお送りいたします。
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みなさまお見舞いのお言葉ありがとうございました。5月の1ヵ月間、自分で思っていたよりも頑張りすぎてしまったみたいで。おかげさまでだいぶ体調は回復してきたのですが、なかなかスッキリしないのはお天気や季節のせいなのでしょうか。様子を見つつそろーり徐行運転で行きたいと思っています。
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