2017.02.26 Sunday

2月26日新月図 みんなと一緒、だけど、わたしはわたし(新月・日蝕篇)

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    沈丁花の香りが漂い始め、なんとなく三寒四温という感じで春が近づいてきたような東京です。みなさんのお住まいの地域ではどうでしょうか。

    さて、先ほどもお知らせしたとおり、めずらしくも今日2回目の投稿になります。

    もし前篇をお読みいただいていない方は、そちらを先に読んでいただいたほうがいいかも。こちらになります。

     

     

    2月26日新月図 新月前の夢(火星天王星篇)

     

     

    本日、2月26日の夜遅く、日付が変わる頃に魚座で新月です。今回は金環日蝕となります。

     

     

    新月の月&太陽の度数は、魚座9度。サビアンシンボルは a jockey 「騎手」です。

    こういう1語シンボルのサビアンってたくさんあるのですが、こういうシンプルなものを長々と説明するのは野暮?なので今日はあっさり行きます。

    9は究め、旅する数。なので、この新月&日蝕では魚座を究めます。騎手だから乗りこなすんだけど、乗るのが魚ですからね。海のなかです。

    水の中では何でもつながってしまう。あなたとわたしの境目がぼやんと消えてしまう。そういう意味で、気持ちが伝わりやすいし、受け取りやすい日になるでしょう。

     

     

    新月は太陽と月が重なる配置です。二つの天体の両側に、コミュニケーションを司る水星と、イマジネーションを司る海王星があり、すべて魚座、そして自分の奥底深いところ、帰るべきところ、帰属するところ、家や家庭、家族、ルーツといったところにフォーカスしています。

    心の奥から、思いを伝え合い、相手のことを思いやることが、普段よりもやりやすくなる配置。伝えること、思いやること、受け取ることが苦手だな、下手だなと思っている人は、どうぞ上手に星のエネルギーを使ってくださいね。

    魚座が象徴するイメージについては、この前ブログでもご説明したのでご興味があればこちらもどうぞ。

     

     

    魚座太陽。イマジネーションをポジティブに。

     

     

    こういう日は、音楽を聴いたり、アートや映画を観たりすると印象を受け取りやすく、自分のなかでイメージが固まりやすいんですね。だから、表現活動にも向いています。あと、占いにもいい日です。占うのも、占われるのも。

    ただ、逆に計算とか思考を論理的に組み立てたりするにはあまり向きません。日曜日ですけれど、もしもそういう作業をしなければならない場合は、どうぞ、休み休みやってくださいね。

     

     

    日蝕は、前回の2月11日の月蝕のときに書いたように、その前に起きた日蝕からの長いサイクルでものごとを捉えます。通常では、新月〜満月〜次の新月という28日間のサイクルとなるところ、今回は2016年9月1日、乙女座で起こった日蝕から半年のクールが終わり、新たなスタート地点に立つタイミングです。

    昨年9月の日蝕も、強い浄化の新月でした。自分のシャドウと向き合って、そこから前向きに生きるヒントをつかむ、というようなことを書きましたよね。

    それからの半年あまり、どのように過ごしてきたかをちょっと振り返ってみてください。新しいサイクルの始まりにあたって、次に追求していくべきテーマが見えてくるかもしれません。

     

     

    前の記事で書いたとおり、ここ1週間くらい、火星と天王星の影響で「爆発」的なことが起こりやすくなっています。わたしの場合は、夢のなかで自分のこだわっていたことが崩壊し、そこから解放されたのですが。

    この夢は、この新月図のテーマでもあるのだなと思ったので、後篇ではそちらについて書いてみたいと思います。

     

     

    夢のなかでわたしの前にあったペットボトルには、水(思いや感情)が入っていて、わたしはそれを自分のものだと思っている。

    ほかの人が来てそれをどんどん自分の器に注いで持って行ってしまうので、わたしはそれはわたしのなんだと主張して怒った、そんな夢でしたが。

    よくよく考えると、これはよくあることのような気がするのです。特に、自分が被害者だって思ったときによくあることで。

     

     

    たとえば……殴られるとかセクハラとかだと話が大仰になるので、たとえば、わたしがA子にちっちゃな意地悪をされたとしますよね。A子がそれを意地悪したと思っているかどうかはわかりません。

    だけれども、わたしは「A子に意地悪されたんだ」と思っていて。

    それなのに、友達B子に、「あ〜そういうことってあるよね。わかる」といわれると、ちょっとムッとしてしまう。

    B子がされた意地悪と、わたしがされた意地悪は違うの。一緒にしないで。という気持ちがある。

    その一方でA子に「まほさん、意地悪してごめんね」と謝ってほしい気持ちがある。だけど、A子がそれを意地悪って思ってるかどうかわからないってことはさっきも書いたとおりです。だから、謝ってこないかもしれない。なのに、謝られないとわたしのなかには、意地悪したくせに謝らないA子、という人物像ができてしまう。

     

     

    こんなふうにして、わたしは自分が「意地悪された気持ち」を自分だけものにして、「意地悪されたわたし」という自己イメージに居着いてしまう。

    その、頑なになっていたものが、夢のなかで怒ったことで、ほろりと崩れたのだろうと思います。

    結果として、いまは楽になって、にっこりしている。

     

     

    今日は魚座の新月で、太陽は春分の日まで魚座を進みます。この時期は、感情というのは奥底のほうではみんなつながっている、ということをもう一度認識するときなのではないでしょうか。

    わたしに意地悪したように思えたA子も、わかってなさそうなのに「わかる」といってくれたB子も、人間だという点では同じです。いろいろ違いはあるんだけど、そのあたりまでこだわりを引き下げればわりあいと同じだよね、というのが魚座的視点でしょう。それが、魚座の学び。

     

     

    だけれども、同時に忘れてはいけないのは、わたしたちはそれぞれ固有の生まれ、固有の育ちがあって、いろいろあっても生きてきたその末にいまの自分になっていることです。そのかけがえのなさは、太陽が魚座にあろうが獅子座にあろうが変わりません。

    固有の人なんだけど、一緒の人間で、だからわかり合えるところもあるし、つながれるところもあるし、そうなれるように努力したほうがいい。

    ただ、それぞれ違う身体を持って生まれてきて、別の人格で別の性格なのだから、それぞれに自分がフィットするところ、自分の幸せを求めて生きていくしかない。

    誰かに、自分と同じように感じるように強いるのではなくて、「わたしはこう感じてるけど、あなたはどう?」と伝え合うことが大事だよね、というのが今夜の新月のメッセージではないかと思いました。

     

     

    今日、instagramで目にしたことば。

    Celebrating the individuality of humanity.

    人類ひとりひとりの個性を祝い合って。(意訳)

     

     

    そんなフレーズが響いたわたしでした。

    みなさん、よい新月の夜をお迎えくださいね。

    (写真は赤い馬酔木の花。前回の月蝕で白花の写真をつけたので、それとペアの日蝕ということで今回は赤花を)

    2017.02.26 Sunday

    2月26日新月図 新月前の夢(火星天王星篇)

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      今夜は魚座の新月で金環日蝕ですね。おなじみの新月図読みの日なのですが、今日は2本の記事に分けて書くことにしました。

       

       

      この記事では、一昨日見た夢の話を書きます。

      まず、その前提としてお話ししたいのが、現在の星の配置です。サプライズ&突発的な変革を起こす天王星が牡羊座にあり、エネルギーいっぱいの火星がそこに近づいています。ぴったり重なるのは27日の朝になります。

      この配置は爆発的なことを象徴すると読みます。そもそも牡羊座という星座には初期衝動に素直な性質があるので、大きなエネルギーがばんと表出されやすいのですね(空気が乾燥している地域の方は火の元などにはご注意くださいね、火星は火の星なので)。

       

       

      火星は攻撃性や怒りのエネルギーを表すと同時に、わたしたち一人一人が外の世界に対して自分を打ち出していくエネルギーをも表します。

      個人的な表れ方を考えた場合、火星は愛と美の星、金星をかすっていった直後なので、爆発的な「好きだー!」という告白や、こんなに好きなのに「なんで受け入れてくれないんやー!」という怒りをぶつける形をとったりするかもしれません。

      ただ、人には恋愛感情だけがあるのではなく、もっとふつふつと煮えたぎっているのに、意識に上っていない怒りや攻撃性、わだかまりのようなものもあると思うのです。

      今回の火星/天王星のコンタクトは、そこにフォーカスしなさいという意味をもつかもしれません。

       

       

      ちなみに、今夜の新月が起こるのは魚座。火星と天王星は牡羊座を運行中で、このセットは新月とは隣り合った星座、ある意味で独立した場所にあると言えます。なので今回の新月図読みは二つのパートに分けることにしたわけです。

       

       

      **

       

      で、夢の話。

      一昨日の晩、お風呂の中で読んだ本にネイティブアメリカンの伝承の「ホワイトバッファローの女」の話が出てきて。そこからわたしは、ホワイトバッファローという石のことを思ったのです。ターコイズのなかでも白いものをホワイトバッファローと呼ぶんですよね(写真の、指輪の石です)。そんな連想があったので、その晩は、ターコイズ(右下の、でこぼこしたやつです)を枕の下に入れて眠ることにしました。

       

       

      そうしたら夢を見たのですが。

      夢のなかで、わたしの前にはレースのエイドスタンドみたいなテーブルがあって、その上にペットボトルに入った水がある。そこへ次々と人がやってきては「わたしの」ペットボトルから銘々のプラカップに水を注いでは持って行ってしまう。わたしは、「その水はわたしのなのになんで持って行っちゃうの!!!」と怒っているんですね。

      そして、怒りのあまりに、目が覚めてしまった(笑)。ケチくさいですよね。

       

       

      目が覚めたときにわたしのなかには怒りの残滓みたいなものがあったのですが、どちらかというと、そんな形で怒りを発散してしまったのでスッキリしていました。

      そして、あ、これは火星天王星の発散なんだなーと思ったわけです。

      ターコイズは、ハートチャクラと喉のチャクラをつなぐように働くと言われています。意識の下にしまいこんでいた怒りをを、夢のなかでことばとして表出するのを促してくれたのかもしれませんね。

       

       

      自分でも何に対する怒りなのかはわからないのですが、夢を解読してみると――。

      夢のなかで出てきた「水」は、感情の象徴ですよね。わたしは、それを自分固有のものとして囲い込もうとしているのに、人々がやってきてはそれを持って行ってしまう。つまり、その感情はわたしたちにも共有されるものですよと言われているのでしょう。だって、水は液体ですから、ひとつのところにとどめておくことはできないし、水を扱うということは、そうした共有されるものを扱うということなわけで。自分の名前をつけて、これはわたしの!ということはできない。

      たぶんわたしのなかには、そこにちょっとした抵抗や反発があって、それが夢で怒りという形で表出されることによってほどけたのだと思います。

      つまり、こだわりの崩壊であり解放ですね。

      そのことが、今晩、魚座で起こる新月(日蝕)ということにつながっていくのだと思います。魚座については、前の前の記事に書きましたので、ご興味あればご覧くださいね。

       

       

      魚座太陽。イマジネーションをポジティブに。

       

       

      **

       

      新月図のみならず、この火星天王星、そして木星の絡む配置は今後も続き、3月2日〜3日頃にピークを迎えます。

      火星はまだまだ元気です。

      どのような星の影響にしても、座して待つと予想外の形で降りかかってきたりします。つまり自ら動くことによってそれを消化し消化させていくことがいちばんの乗りこなし方なんですね(「騎手」というのは今晩の新月度数のサビアンシンボルでもあります、なにか目標があるなら、そこに向かって振り落とされずに乗りこなすことは大事!)。

       

       

      もしも、なにかもやもやしているような気がしたら、この1週間くらいはそれを表出することで、次に向かえるチャンスです。言いたいことがあったら、ちゃんと言ってみるのもいいかも。その勇気がなければ、せめて紙に書き出してみましょう。

       

       

      また、火星は3月10日まで牡羊座にいて、2018年の年末までの約2年間の方向性を出すのは、いまがいちばんいいときなんですね。

      いずれリポートしたいと思うのですが、わたしは現在、火星ワーク中です。その考え方で言うと、これから約2年の間に自分の行動したい方向性を考えて、それを宣言したり、それに向かって準備をするのに、この先10日間くらいは非常に適している時期なのだとか。

      そんなことに向けて自分の火星力を燃やすことによって火星の外からの影響を転化してしまうのは、いい方法だと思うのです。

       

       

      火星には、起爆剤としての天王星もついていますし。もちろん、これは「爆発」なので、穏便には済ませられないかもしれません。

      ターコイズやラリマーのような、穏やかなエネルギーを持った石がお手元にあれば、是非手伝ってもらってください。写真の左上にあるのは、青い珊瑚です。感情に関することであれば、珊瑚やパール、貝など海に由来するものもお守りになります。

       

       

      では、新月図読みの新月篇は、またのちほどアップしますね。

      2017.02.21 Tuesday

      新しい練り香水 HUG

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        いつもアクセスありがとうございます、まほです。

         

         

        ビューティー・プロデューサー、牧野和世さんによる練り香水。ア・ピースフル・ワールドというシリーズの第1弾「ラブ」に続いて、第2弾「ハグ」が発売となりました!!

         

         

        アピースフルワールド ハグ

         

         

        最初から、これはシリーズものなんですよとうかがっていたので、「ラブ」を気に入っていたわたしは第2弾をとても楽しみにしていたのです♪ どんな香りになるのだろうって。

        で、早速試してみて、なるほどこれは素敵と思ったのでご紹介しますね。

         

         

        「ハグ」はその名の通り、ハグを促進する香りです、以上。

         

         

        というのではあまりにもシンプルすぎるので、第1弾の「ラブ」と比較してみましょう。

        「ラブ」については、最初に使ってみたときの感想を以前ブログに書いていますので、詳しく知りたい方はどうぞそちらもご覧くださいね。

         

         

        やさしくされるってどういうことか、がわかる香り

         

         

         

        「ラブ」は、赤ちゃんの香りをイメージして作られた香りだそうです。どちらかというと石鹸系で、誰にでも好感を持たれます。

        それをつけていると自分を許せるし、自分が好きになるし、周囲を信頼できるようになる――それが「ラブ」への第一歩だというわけです。

        周囲の人にやさしくされると、自分が好きになる。自分が好きになると、周囲にやさしくなれて、それがまたやさしさとして循環する。

        それが「ラブ」の効果じゃないでしょうか。

         

         

        一方、新作の「ハグ」は、その「好感」をもう一歩進める、触りたくなるような香り、と言えるんじゃないかと思います。

        この香りが漂うと、声をかけようかなとか、この人ともう一度会いたいと思わせたりできそう。パートナーがいる人なら、これまでより親密になれたり。次のデートではもう一段階進めてみようかなとかね。

        そういう効果がありそうな気がします。

        もう1歩距離を縮める香り、という感じでしょうか。

         

         

        落ち込んでいたり、傷ついていたりして自信がないなというときは、世界に自分の居場所を作るために「ラブ」を。

        恋を求めているときや、パートナーとやや煮詰まった感がある場合は、引き寄せる「ハグ」を。

        春も近づき、暖かい日なら少し薄手の服も着てみたい。そろそろ新しい香りを試したくなる季節、もう1歩進めたいなら「ハグ」をおすすめします!

        こちらのサイトでどうぞ。

         

        COCOMA

        新メニューとして、こちらの練り香水をプロデュースした牧野和世さんと私、藤井まほの星占いのコラボが始まりました♪ 牧野さんによる香水診断+星読みのメール鑑定をセットにしています。ご興味ある方はCOCOMAさんのこちらのカテゴリをご覧くださいね。(2019年追記)

         

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