水星逆行期に効くかもしれない呪文
せっかく書いたブログ記事が露と消えたり、PCの不調がきわまったりしている藤井まほです。みなさんいかがお過ごしでしょうか(涙)。
というわけで、水星逆行期。
地球から見ると、天体が逆方向に進んでいるように見えるのが逆行期です。逆行は、地球から見た「見た目」の問題です。水星はちゃんと「順行」しております。でも、地球に生まれて地球に暮らし肉体を持って生きているわたしたちは、やっぱりこの影響を受けちゃうわけですね。
水星。西洋占星術では思考やことば、コミュニケーション(伝達)、移動や商業や契約ごとなどを司るとされています。 要するに、この星はわたしたちの生活全般にわたって大活躍しています。
逆行している間は、こうした方面の何かがスムーズに行かなくなったり、思わぬハプニングに見舞われたりします。場合によってはひどいことになります。エレクトロニクス系のトラブルというのも入るので、個人的にはPCやネットを仕事で使うひとがハードウェアのトラブルに遭遇したり、大きなことになると金融機関のATMトラブルが発生したりすることも…。
もちろん、悪いことばかりではありません。しばらくつきあいがなかった昔なじみと再会したり、それが縁で何か新しいことが発展したり。(わたしはそういうことがありました)
あと、少し前に始めていて滞っていたことが、水星逆行期に入ってから再び動き出す、なんていうこともあるのです。
ところが、それが嬉しい場合もあれば、そうでない場合だってあるんですよねー。(個人的には後者が起こったわたし><)
いろいろと考えさせられました。
ほんとうはこの「呪文」の記事、今回の水星逆行が始まった直後に書くつもりだったのです。でも、何やかやですぐには書けなくてぼんやりしたアウトラインだけ塩漬けにしておりました。そこへもってきて、昨日ちょっとした(自分にとっては)いやーんなことに向き合わざるを得なくなり、着想の中身が詰まったのでようやくアウトプットできるようになりましたw (転んでもただでは起きないよん!)
西洋占星術の世界では、水星逆行期というとすぐに「その前にハードディスクのバックアップを」とか「大きな買い物は慎重に」とか「軽々しく口約束しない」とか注意点が挙げられたりします。でもよく考えると、それは普段からしておいたほうがいいことだったりしますよね〜(笑)。
水星逆行期に起こるトラブルが送ってくるメッセージは何パターンかあるのですが、その代表的なものは「何もかもが思い通りに行くと思うな」です。
水星が司るのは思考。我思うゆえに我あり、の「思う」の部分ですね。ことばを使って考え、ことばを使ってコミュニケーションしていると、どうしてもこの「思う」部分が先行してしまいがちになります。あるいは、何時にどこで待ち合わせ、と決めたら、すぐに乗り換え案内ソフトでその5分前に到着するにはいまいるところを何時に出ればいいか、と検索しちゃいますよね。そういう、頭からつっこんでいってしまう感じ。
水星は双子座と乙女座の支配星なのですが、個人的な実感では、逆行期にはどちらかというと自分で全部をオーガナイズしたいと思う乙女座的な水星が、よけいに影響を受けているような気がします。(乙女座生まれ、双子座生まれ、ということではなく、誰のなかにもある水星=思考の乙女座的な部分という意味です)
わたしは乙女座に天体があって、水星@射手座にスクエアをかけているので、よけいにそう感じるのかもしれません。(余談ですが今回射手座から離れて逆行していく水星の影響は、ほかの逆行時より大だったと思います。当社比)
でも、何もかもが思い通りにいくわけじゃない、何でもスムーズに行くとは限らない、と思っていれば、パニックになることはちょっと減らせます。そして、今回わたしが考えた水星逆行期の呪文は、こんな感じです。
「コントロールの手綱を緩めよう」
「ハプニングを楽しめ」
そして、
「このハプニングのもたらした気づきを、よりよく学べますように」
世の中で起こる大部分のことは、自分だけでなく「お相手」があるもの。だけど、わたしたちは自分のことを考えるだけでぱつぱつになってしまったり、全部自分一人で何とかしようと思いがちなんですよね。水星逆行期には、そこに思わぬ方向からツッコミが入ります。多くの場合、わたしたちはそれを「障害」とか「災難」と感じてしまいます。
そうするとよけいに焦っちゃって、どんどんドツボにはまってしまうんですよねー。
ほんとうは、どんな呪文でもいいと思うんです。自分がはまっているところからふっと離れられて、もう少し大きな枠から自分自身や起こってしまった出来事を眺めることができれば。
すんごいたいへんなことだったのに、はまりこんでいた時期を過ぎたら意外に滑稽な出来事だったということはよくありますよね。
もう一つ、これは誰にでも使える呪文じゃないかもしれませんけれど、最近よいかもと思っているのはこちらです。
「正解より頓智」(笑)
何かが起きてしまって、ぎゃーっうがーっと思ったら、とりあえず一休さんになってみるってことですね。これは案外効きますよ。
水星は28日には順行に戻ります。あと数日ですよね。何も起こらないに越したことはないですが、何か起こってもリラックスして呪文でも唱えてみてくださいね。
月と塔。あるいはタロットに突き放されるの巻。
蠍座には太陽、月、土星、そして明日午後からは逆行中の水星も滞在と、にぎやかな?感じになります。どうりでこのところなんだか蠍っぽーい雰囲気です。
でも、今日はそれとは全然関係ない小ネタ話です。
まずはこれをみていただきましょう。
ごらんの通り、上は月、下は塔の絵柄です。これを2枚引きしたときにわたしがたてた問いは、
「いま、わたしのプログレスの月にトランジットの天王星がコンジャンクションしています。どうなるでしょうか」
というものでした。
「月」のカードは、夢や潜在意識から忘れていた何かが浮上するといった意味合いですが、ベタに「月」の絵柄です。
「塔」のカードは、雷が落ちて塔が破壊され、ひとが落ちている絵柄。突然の衝撃という意味では、いかにも「天王星」という感じがします。塔が壊れて自由になる、という意味でも。
別にそう読まなくてもよいのですが、このときは瞬時にして、「月と天王星、そのまんまやん!」と思ってしまいました。
要するに、このときのタロットさんはこういいたかったのではないかと思うのです。
「何を訊いてまんねん。何年西洋占星術を勉強してますのや。自分で考えなあれ」
どこのひとや…^^;;
タロットが面白いなーと思うのは、こういうところです。答えを自分で探したほうがよいときには、まっすぐな答えが返ってきません。
タロットの意味といっても、いくつもの階層があって、読むひとはそのなかのどれかを(一つとは限りませんが)拾ってくる。なかには、このときのように、カードの意味ではなくて、メタなお返事が返ってくる場合もあるんですね(メタな、というのは一つ上の階層、物語のなかにそれを書いている作者自身が登場してしゃべったり、ヒッチコックの映画にヒッチコックがこっそり出ちゃったりという、そんな感じです)。
というわけで、タロットに頼らずちゃんと考えようと思ったことでした。
ではみなさんよい新月を♪
ネイチャーエッセンス講座とペンデュラムの使い方
わたしの講座は、基本的には1回こっきりで、その1回を受ければご自分のためにエッセンスを選べるようになる、というものです。特に個人レッスンや受講される方が少人数の場合は、その方のレベルに応じて内容を変えますし、場合によっては少し上級者(?)向けな内容もアドリブで入れちゃうことにしています。
なので、質問はもちろん、ご自分の体験や「こういうときにどうしたらいいのか」みたいなことをシェアしていただいたほうが、よりニーズに合ったことをお伝えできるのではないでしょうか。
講座の前半はワークショップスタイルで、
★わたしが普段から使っているネイチャーエッセンス40種程度(morningstar, himalayan, south african, fes, findhorn, abfe, korte phiなど)
+
★バッチのレスキューレメディを除く38種
のおよそ80〜90種類のなかからご自分に必要なものを選んで、そのエッセンスの入ったお持ち帰り用トリートメントボトルを作っていただきます。
写真は、昨日の講座の様子です。
このようにずらっと並んだエッセンスのなかから、ペンデュラムで選んでいただきます。
いろいろな発見があって、面白いですよ!
先日受講された方から、どうしたらペンデュラムがうまく使えるようになるのか、どうやって練習したらいいのですかというご質問をいただきました。
今日はそのことを書きますね。(表示されない方は「続きを読む」をクリックしてください)
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