2011.03.27 Sunday
こだまでしょうか
今日はちょっと重い話になるかもしれません。
明るい、気分が上向く文章を期待している方には、ごめんなさい。お詫びとして?最後に関係ないリンクをつけてありますが……。
現在のわたしはというと:「こんなときにできること」その3を書こうと思いながら、膠着。ぬかるみに足を取られています。
理由は、9.11のあとと同じで、書けなくなっているからです。9.11の頃(もう10年近く前なんですね!)は、「書く」仕事しかしていなかったので、「書けない」という自分の精神状態はかなりヤバい問題でした。「書けない」すなわち「仕事ができない」→「この先どうなっちゃうんだろーわたし?」。
いまは書くこと以外にも仕事をしていますし、書けない云々以前に「将来的に仕事ってあり続けるんだろうか?」という、より根本的な問題があるので、書けないこと自体の占めている比重は減りました(いいことなのか悪いことなのか……??)
今回の大きな地震・津波と、それを引き金にして起こった原子力発電所の事故、そして今後かなり長い時間続くと思われる電力不足の問題が及ぼす影響は、本当に人それぞれだと思います。
わたしは、その前とあととでは、考え方一つ、ことば一つ、行動一つ、同じものではあり得ないと感じています。でも、いま、そんなふうに感じているのはひょっとしたら少数派なのかもしれません。
ちょっと西洋占星術に脱線しますね。よくわからないという方は、このパラグラフ読み飛ばしてください。
わたしの出生時ホロスコープでは、考え方の基本を司る3ハウスを牡牛座が支配しており、その支配星の金星は射手座・9ハウスに在室、3ハウスにある木星とミューチュアル・レセプションという関係になっています。牡牛木星3H<>射手金星9H。そもそもわりと楽天的で、享楽的でゆるい木星と金星はずーっとぐるぐる循環する関係になっていて、もうひとつ3ハウスのナチュラルルーラーの水星も、この楽観的でゆるい射手座にあるので、わたしの考え方は基本、楽天的でゆるく、細かく詰めるのが苦手で、遠いものに憧れやすく、やりっ放し、飽きっぽく、根拠がないのに話が大袈裟、最終的に笑いをとる方向に向かう、みたいなキーワードでできています(笑)。ちなみに太陽も射手サインです。
そういう意味では、いつも「きっと大丈夫さ」をカバンに詰めてあっちへ行ったり、こっちへ行ったりしてる人生ですが、ときどき、今回の地震以後のような出来事に出会うと、この楽天的木星の牡牛っぽいキャラが発動されて、がしーんと動かなくなります^^;;
自分なりの答えが出るまで、モー1歩たりとも動きたくないんです。
というわけで、長考ちゅう。PCでいえば、画面はまったくなにも動いてなくて、ハードディスクだけがカリカリ言ってるような状態です。
それでも、動く原動力・行動力・怒りの感情などを司る火星は、(現在プログレスの月がオポジションだったりもするので)がんがん動こうとしています。
この間も、ちょっとしたことで刺激された怒りが爆発しそうになりました。見知らぬオッサンに向けて。
「あんたみたいな人がいるから、これから生まれてくるだろう子どもたちがみんなメーワクするんだろうがっ!! この馬鹿!」
でも、こういうとき、その「馬鹿」はいつもよりもずっと速い速度で、自分に向かってくるのです。
「わたしだってこれまで何もしなかったから、こんなことになっていて、これから生まれてくるだろう子どもたちにメーワクかけてるんだよね。 この馬鹿!」
こだまでしょうか。そうかもしれません。
でも、その「馬鹿」でますますメゲて、長考がさらに長引いてしまいそうなのが、この頃のわたしです。
(関係ないけど、ACや広告代理店がそこまで深く考えてあのCMを流してるとしたらすごいなあ。金子みすず以上に)。
というわけで長々と書きましたが、これはブログ更新が停滞しているいいわけです。
書けば書くほど自分に返ってきてしまう。そして、ブログでもなんでも文章を書いている人は誰でもわかると思いますが、1書くためには10の「もとで」が必要です。10の「もとで」の9を捨てて、1を書いているわけです。
今、このときに、頑張ってブログ書いてる人や、情報を発信している人は、ほんとうにたいへんな作業をしている、とわたしは思うのです。そんな方々のブログを読むとき、たまに、書くだけでもたいへんなことなんだなってブロガーの方にも思いを馳せて読んでみてくださいね。ちょっと読み方も変わると思うので^^
最後に、馬鹿ついでに、伊集院光さんが「深夜の馬鹿力」でされた「ワッハッハおじさん」の話、リンクしておきますね。たぶんもうtumblrあたりでお読みになった方もあるかもしれませんけど。まとめられたテキストと、音声と、お好きなほうをどうぞ。
テキスト(いいまとめです)
You tube(音声のみ)
明るい、気分が上向く文章を期待している方には、ごめんなさい。お詫びとして?最後に関係ないリンクをつけてありますが……。
現在のわたしはというと:「こんなときにできること」その3を書こうと思いながら、膠着。ぬかるみに足を取られています。
理由は、9.11のあとと同じで、書けなくなっているからです。9.11の頃(もう10年近く前なんですね!)は、「書く」仕事しかしていなかったので、「書けない」という自分の精神状態はかなりヤバい問題でした。「書けない」すなわち「仕事ができない」→「この先どうなっちゃうんだろーわたし?」。
いまは書くこと以外にも仕事をしていますし、書けない云々以前に「将来的に仕事ってあり続けるんだろうか?」という、より根本的な問題があるので、書けないこと自体の占めている比重は減りました(いいことなのか悪いことなのか……??)
今回の大きな地震・津波と、それを引き金にして起こった原子力発電所の事故、そして今後かなり長い時間続くと思われる電力不足の問題が及ぼす影響は、本当に人それぞれだと思います。
わたしは、その前とあととでは、考え方一つ、ことば一つ、行動一つ、同じものではあり得ないと感じています。でも、いま、そんなふうに感じているのはひょっとしたら少数派なのかもしれません。
ちょっと西洋占星術に脱線しますね。よくわからないという方は、このパラグラフ読み飛ばしてください。
わたしの出生時ホロスコープでは、考え方の基本を司る3ハウスを牡牛座が支配しており、その支配星の金星は射手座・9ハウスに在室、3ハウスにある木星とミューチュアル・レセプションという関係になっています。牡牛木星3H<>射手金星9H。そもそもわりと楽天的で、享楽的でゆるい木星と金星はずーっとぐるぐる循環する関係になっていて、もうひとつ3ハウスのナチュラルルーラーの水星も、この楽観的でゆるい射手座にあるので、わたしの考え方は基本、楽天的でゆるく、細かく詰めるのが苦手で、遠いものに憧れやすく、やりっ放し、飽きっぽく、根拠がないのに話が大袈裟、最終的に笑いをとる方向に向かう、みたいなキーワードでできています(笑)。ちなみに太陽も射手サインです。
そういう意味では、いつも「きっと大丈夫さ」をカバンに詰めてあっちへ行ったり、こっちへ行ったりしてる人生ですが、ときどき、今回の地震以後のような出来事に出会うと、この楽天的木星の牡牛っぽいキャラが発動されて、がしーんと動かなくなります^^;;
自分なりの答えが出るまで、モー1歩たりとも動きたくないんです。
というわけで、長考ちゅう。PCでいえば、画面はまったくなにも動いてなくて、ハードディスクだけがカリカリ言ってるような状態です。
それでも、動く原動力・行動力・怒りの感情などを司る火星は、(現在プログレスの月がオポジションだったりもするので)がんがん動こうとしています。
この間も、ちょっとしたことで刺激された怒りが爆発しそうになりました。見知らぬオッサンに向けて。
「あんたみたいな人がいるから、これから生まれてくるだろう子どもたちがみんなメーワクするんだろうがっ!! この馬鹿!」
でも、こういうとき、その「馬鹿」はいつもよりもずっと速い速度で、自分に向かってくるのです。
「わたしだってこれまで何もしなかったから、こんなことになっていて、これから生まれてくるだろう子どもたちにメーワクかけてるんだよね。 この馬鹿!」
こだまでしょうか。そうかもしれません。
でも、その「馬鹿」でますますメゲて、長考がさらに長引いてしまいそうなのが、この頃のわたしです。
(関係ないけど、ACや広告代理店がそこまで深く考えてあのCMを流してるとしたらすごいなあ。金子みすず以上に)。
というわけで長々と書きましたが、これはブログ更新が停滞しているいいわけです。
書けば書くほど自分に返ってきてしまう。そして、ブログでもなんでも文章を書いている人は誰でもわかると思いますが、1書くためには10の「もとで」が必要です。10の「もとで」の9を捨てて、1を書いているわけです。
今、このときに、頑張ってブログ書いてる人や、情報を発信している人は、ほんとうにたいへんな作業をしている、とわたしは思うのです。そんな方々のブログを読むとき、たまに、書くだけでもたいへんなことなんだなってブロガーの方にも思いを馳せて読んでみてくださいね。ちょっと読み方も変わると思うので^^
最後に、馬鹿ついでに、伊集院光さんが「深夜の馬鹿力」でされた「ワッハッハおじさん」の話、リンクしておきますね。たぶんもうtumblrあたりでお読みになった方もあるかもしれませんけど。まとめられたテキストと、音声と、お好きなほうをどうぞ。
テキスト(いいまとめです)
You tube(音声のみ)
2011.03.16 Wednesday
こんなときにできることって?その2
今日は、こんなときにできることその2、水星と金星編です。
昨日も書きましたが、念のため、これはあくまで災害から離れたところでわたしが個人的に感じ、考えていることであり、深刻な被害に遭われた方の状況には当てはまらないことも多いということを、お断りしておきますね。
(2)水星編
水星は、コミュニケーションと知性、ことば、情報の星。身近なことの事務処理なんかも担当します。
今日はまた原子力発電所の炉が白煙を上げたり、火災を起こしたりしましたね。こうした報道に接して不安を感じる方も多いと思います。しかも、今夜また静岡で大きく揺れましたし。
前回書いた「月」の分野は、そうした経験、報道に接して揺れ動く感情。それに対して、水星はその情報を受け止め、考え、判断します。ことばにします。
不安になったり、悲しくなったり、どうしていいのかわからなくなったりしたときには、この水星の力(ことばの力)を使って、誰かとそのことを話しましょう。
といっても、別に専門家でもない限りは00マイクロシーベルトがどうこう、という専門的な話をするのではなく、「こういうことを聞いて不安だった」、「ニュースを見続けていて疲れちゃった」「明日もう外出したくないなー」「電車が混んでいて疲れた」みたいな、ふつうの茶飲み話、世間話でいいのです。
そんなふうに水星を使うと、月の部分のこわばりがとけて、楽になるものです。
こわいとか疲れたとかもうたくさんとか言うのは、弱みを見せるみたいで抵抗があるという性格の方もきっといらっしゃると思います。ムリして言わなくてもいいとは思うのですが、思いきって口に出してみると、それだけで気分が軽くなったり、相手といままでよりもっとうち解けられたりすることもあるので、もし気が向いたら試してみてくださいね^^
もちろん、ツイッターで呟いたり、ブログに書いたり、鍵つき日記に書いたりするだけでもずいぶん違います。人に見せない文章ならば、うっかり吸い込んでしまった何か、ちょっと体に悪そうなものを、少しずつはき出すような気持ちで書いてみるといいかも。
水星のもう一つの側面は、コミュニケーションですから、相手の話を聞くことです。これは、「うんうん」とうなずいて聞いてるだけ――とはいえ、実際にはけっこう難しかったりするんですけどね。
災害が起こったり、不安でみんながそわそわしているとき、誰もが自分や自分のごく身近なことだけで手一杯になりがちです。だって一人の人間のキャパってありますから、それは当然なんです。
だけど、みんなが「わたしはわたしのことで手一杯」と主張し合ったら、それはそれで大変な状況になってしまいます。なので、相手の話を聞く。「うんうんそうだね」と相づちを打つ。もしかしたら、そのお相手は、次にあなたの話を聞いてくれるかもしれないですしね。そうじゃなくても、だれかが不安をことばにしてくれるのを聞いたら、あなたもちょっとホッとするかもしれません。
そんなこと、あったり前じゃん、と思えたあなたは、たぶんいま心身ともにかなり健康でコンディションがいいのでまだ大丈夫。だけど、あっ忘れてたけどそういうこともできるかもね……と思ったあなたは、ちょっと試してみてくださいね。
(3)金星編
金星は恋愛やお金を表すと言われます。もちろん、それもありますが、喜び、人とつながる楽しさ、きれいなものなども象徴しています。
災害が起こると、そこに自分の直接の身内や知り合いがいなくても、誰もが悲しい気分になります。それは共感力、想像力をもつ人間として普通の反応です。「亡くなった方がたくさんいる」「被災して苦しく、困難を抱えた人がたくさんいる」と思うと、あんまり派手なファッションで出歩いちゃいけないかなとか、その人たちのためにちょっと楽しみを我慢しようと思うのは、日本人に多い反応じゃないでしょうか。それって美しい心がけだとも思います。
ただ、わたしの目の前にいる人も、わたし同様被災はしていないけれど、同じ思いを抱えてちょっと落ち込んだりしてるわけです。それなら、その、目の前の人のために少し明るい色の服を着てみる、というのが、いまのわたしにもできることの一つだったりするんですよね。自分だって、少し気持ちが上向きますし。
twitterで相互フォローさせていただいてる方が、今日、「花を買って帰りたい気持ちになる」って呟いていらっしゃって、はっとしました。じつはわたしも今日、スーパーで見かけて花を買いたいなーと思ったんです。買わなかったけど。
こんなときの花も、金星ですね。きれいでかわいくて、周りをパッと明るくする存在。そして、生き物だからもつすごいエネルギーもあります。
ここ数日は花を買おうって思う人がたとえいたとしても、「このご時世だからな〜」とやめていることが多いかもしれないなあと思いました。でも、そうしたらせっかく生けられるために切られて店頭に並んでいるその花も、売れ残って枯れてしまうかもしれない。だから明日は花を買おうかなと思っています。
今日は、ちょっとだけ好きな太鼓を叩きました。マンション住まいなのでとても控えめに、ですけれど。
音楽も、地震が起こってからあまり聴いていないのですが、好きな音楽をちょっとだけかけると、やっぱりホッとしたり、気持ちが解放されたりします。
特に楽器をさわると(歌ったり踊ったりするときもそうですが)、体が普段とは違う動きをし、違う響きに反応し、やわらかくなるのでオススメです。
不安や恐怖を抱えているとき、体はどうしても内向きに閉じ、硬くなりがちです。そんなときは、美しいものでも、こころよい音楽でも、歌でも踊りでも、香りでも、食べ物でも、お菓子でも、好きなものを少し取り入れてみてください。たぶん、にっこりできます。
そして、そのにっこりを、次に出会う近くの誰かに分けてあげてください。電車に乗り合わせた知らない人でもいいんです。そうしたら、ちょっとずつでも世界が明るくなっていくと思うので^^
その知識やツールがある人は、アロママッサージなどができるといいですね。こわばりをほぐす精油としてはマージョラム、深い呼吸を助けるのはフランキンセンス、眠りにくいときはネロリやラベンダーがいいかもしれません。温かいお風呂にも浸かってくださいね。
昨日も書きましたが、念のため、これはあくまで災害から離れたところでわたしが個人的に感じ、考えていることであり、深刻な被害に遭われた方の状況には当てはまらないことも多いということを、お断りしておきますね。
(2)水星編
水星は、コミュニケーションと知性、ことば、情報の星。身近なことの事務処理なんかも担当します。
今日はまた原子力発電所の炉が白煙を上げたり、火災を起こしたりしましたね。こうした報道に接して不安を感じる方も多いと思います。しかも、今夜また静岡で大きく揺れましたし。
前回書いた「月」の分野は、そうした経験、報道に接して揺れ動く感情。それに対して、水星はその情報を受け止め、考え、判断します。ことばにします。
不安になったり、悲しくなったり、どうしていいのかわからなくなったりしたときには、この水星の力(ことばの力)を使って、誰かとそのことを話しましょう。
といっても、別に専門家でもない限りは00マイクロシーベルトがどうこう、という専門的な話をするのではなく、「こういうことを聞いて不安だった」、「ニュースを見続けていて疲れちゃった」「明日もう外出したくないなー」「電車が混んでいて疲れた」みたいな、ふつうの茶飲み話、世間話でいいのです。
そんなふうに水星を使うと、月の部分のこわばりがとけて、楽になるものです。
こわいとか疲れたとかもうたくさんとか言うのは、弱みを見せるみたいで抵抗があるという性格の方もきっといらっしゃると思います。ムリして言わなくてもいいとは思うのですが、思いきって口に出してみると、それだけで気分が軽くなったり、相手といままでよりもっとうち解けられたりすることもあるので、もし気が向いたら試してみてくださいね^^
もちろん、ツイッターで呟いたり、ブログに書いたり、鍵つき日記に書いたりするだけでもずいぶん違います。人に見せない文章ならば、うっかり吸い込んでしまった何か、ちょっと体に悪そうなものを、少しずつはき出すような気持ちで書いてみるといいかも。
水星のもう一つの側面は、コミュニケーションですから、相手の話を聞くことです。これは、「うんうん」とうなずいて聞いてるだけ――とはいえ、実際にはけっこう難しかったりするんですけどね。
災害が起こったり、不安でみんながそわそわしているとき、誰もが自分や自分のごく身近なことだけで手一杯になりがちです。だって一人の人間のキャパってありますから、それは当然なんです。
だけど、みんなが「わたしはわたしのことで手一杯」と主張し合ったら、それはそれで大変な状況になってしまいます。なので、相手の話を聞く。「うんうんそうだね」と相づちを打つ。もしかしたら、そのお相手は、次にあなたの話を聞いてくれるかもしれないですしね。そうじゃなくても、だれかが不安をことばにしてくれるのを聞いたら、あなたもちょっとホッとするかもしれません。
そんなこと、あったり前じゃん、と思えたあなたは、たぶんいま心身ともにかなり健康でコンディションがいいのでまだ大丈夫。だけど、あっ忘れてたけどそういうこともできるかもね……と思ったあなたは、ちょっと試してみてくださいね。
(3)金星編
金星は恋愛やお金を表すと言われます。もちろん、それもありますが、喜び、人とつながる楽しさ、きれいなものなども象徴しています。
災害が起こると、そこに自分の直接の身内や知り合いがいなくても、誰もが悲しい気分になります。それは共感力、想像力をもつ人間として普通の反応です。「亡くなった方がたくさんいる」「被災して苦しく、困難を抱えた人がたくさんいる」と思うと、あんまり派手なファッションで出歩いちゃいけないかなとか、その人たちのためにちょっと楽しみを我慢しようと思うのは、日本人に多い反応じゃないでしょうか。それって美しい心がけだとも思います。
ただ、わたしの目の前にいる人も、わたし同様被災はしていないけれど、同じ思いを抱えてちょっと落ち込んだりしてるわけです。それなら、その、目の前の人のために少し明るい色の服を着てみる、というのが、いまのわたしにもできることの一つだったりするんですよね。自分だって、少し気持ちが上向きますし。
twitterで相互フォローさせていただいてる方が、今日、「花を買って帰りたい気持ちになる」って呟いていらっしゃって、はっとしました。じつはわたしも今日、スーパーで見かけて花を買いたいなーと思ったんです。買わなかったけど。
こんなときの花も、金星ですね。きれいでかわいくて、周りをパッと明るくする存在。そして、生き物だからもつすごいエネルギーもあります。
ここ数日は花を買おうって思う人がたとえいたとしても、「このご時世だからな〜」とやめていることが多いかもしれないなあと思いました。でも、そうしたらせっかく生けられるために切られて店頭に並んでいるその花も、売れ残って枯れてしまうかもしれない。だから明日は花を買おうかなと思っています。
今日は、ちょっとだけ好きな太鼓を叩きました。マンション住まいなのでとても控えめに、ですけれど。
音楽も、地震が起こってからあまり聴いていないのですが、好きな音楽をちょっとだけかけると、やっぱりホッとしたり、気持ちが解放されたりします。
特に楽器をさわると(歌ったり踊ったりするときもそうですが)、体が普段とは違う動きをし、違う響きに反応し、やわらかくなるのでオススメです。
不安や恐怖を抱えているとき、体はどうしても内向きに閉じ、硬くなりがちです。そんなときは、美しいものでも、こころよい音楽でも、歌でも踊りでも、香りでも、食べ物でも、お菓子でも、好きなものを少し取り入れてみてください。たぶん、にっこりできます。
そして、そのにっこりを、次に出会う近くの誰かに分けてあげてください。電車に乗り合わせた知らない人でもいいんです。そうしたら、ちょっとずつでも世界が明るくなっていくと思うので^^
その知識やツールがある人は、アロママッサージなどができるといいですね。こわばりをほぐす精油としてはマージョラム、深い呼吸を助けるのはフランキンセンス、眠りにくいときはネロリやラベンダーがいいかもしれません。温かいお風呂にも浸かってくださいね。
2011.03.14 Monday
こんなときにできることって?その1
3月11日は、たいへんな地震と津波でしたね。そして、まだ続いている原子力発電所の問題……。
被災された方、避難中の方、大切な方の安否を気遣っていらっしゃる方、心からお見舞い申し上げます。
今日おともだち(miu37さん)のツイートで、とてもわかりやすいブログ記事を教えていただきました。
臨床心理士の方からのメール転載記事だそうです。こちらにリンクしておきますね。
【すべての方へ】災害時のメンタルケア
わたしが書こうと思っていたことととても似ているので、もう書かなくてもいいかなと思ったのですが、伝え方がいろいろあったほうがいろんな人に伝わるかもしれないと思い、書いておきます。
今日はいつもとは少し角度を変えて、わたしなりに考えたこんなときにできることをいくつか、天体の性格とからめて書いてみたいと思います。月、太陽、水星、金星、火星、木星、土星まで一つずつ書ければいいなと思うのですが……とりあえず最初は月から始めます。
土星より遠くの星(天王星、海王星、冥王星)は個人の意識とは少し離れた問題を扱う部署?なので、今回は使いません。
ただ、これはあくまで災害から離れたところでわたしが個人的に感じ、考えていることであり、深刻な被害に遭われた方の状況には当てはまらないことも多いということを、最初にお断りしておきますね。
* * *
原子力発電所の事故が発生したあとの自分――この状態は何かと似ているなと思って思い出したのが、2001年9月11日の同時多発テロ後の日々でした。
あの頃、日本の地上波はずっとツインタワー崩壊の映像を流し続けるだけで詳しいことがよくわからず、わたしは起きている間ほとんどPCにかじりついて、当時まだ細い回線だったインターネットの情報を漁りまくっていたのです。
情報が少ない→もっと知りたい→どこかで得られないかと探す→同じことをしてる人がたくさんいて、いろいろ教えてくれる→いろいろわかってくるが全容がつかめない→正確なことを知ろうとしてもっと探す……という繰り返し。
そもそも家でPCを使ってする仕事が多かったため、余計にそうなってしまったようなのですが、そのためにメンタル面ですっかり参り、生活も乱れてしまいました。
でもあるとき、ふと我に返って、これは情報摂取過剰であると気づきました。ほかの人はどうかわからないけれど、自分はもうお腹いっぱい。処理不能。
そこでネットを見るのを最小限にとどめ、ドラマづくりに走る地上波テレビを見るのをやめ、できるだけ静かな生活をして自分の精神と心、ひいては体を守ろうと思ったわけです。
そのときの教訓から、「こんなときにできること」。
(1)月編
月は、西洋占星術では、情緒、日常生活の習慣、共感などを表します。
直接地震の被害に遭っていなくても、その報道や映像によってわたしたちの心は影響を受けます。
怖くなった、不安になった、興奮している、眠れない、何かしなくてはという気持ちに駆られる、など、いろいろな感情を経験するわけですが、まず最初にそう感じている自分を認めましょう。
上記のリンク先にも書かれていますが、だれかがネガティヴな感情や恐怖を抱えていると、それはいろいろな形で伝染して、わたしたちの間で巡り続けます。そうならないために、一人一人が自分の心や体の健康に留意することが大事なのです。「ご自愛ください」という言葉に、よく表れてます。
その一方で、「自分は強いんだから、こんなことでは負けない」とずーっと思いつづけてると、疲れちゃうんですよね。それで、抑え込めなくなったときに、それがいちばん身近な人に向かって噴き出してしまったりします(わたしもよくやるのでしょっちゅう反省してます・笑
恐怖を感じたとき、不安なとき、一番必要なのは、「安心感」ですよね。自分なら、どうやったら安心感を得られるか考えて、たとえばハグしてもらうと安心するなら誰かに「ハグして」といってみるとか。
もちろん、いま周りに誰もいなくても大丈夫です。「安心感」は月の領域、つまり日常的な習慣を続けることで戻ってくるからです。
いつもストレッチを毎日10分やっているなら、同じように今日も10分、明日も10分、続けることが大事です。「いまは特別なときだからもうちょっと頑張ろう」と20分に増やす必要はないんです。「いつもと同じことをする」ことが安心感につながるからです。
ただ、気力が湧かないのなら、ムリにやろうとしなくていいんですよ。あくまで、やるのは自分の安心感と健康維持のため。いつもより長くテレビやネットを見たり、いつもと違う情報にさらされたり、いつもと違う感情を抱いたりすることで、わたしたちの心も体も、思っているよりずっと疲れてしまっています。できない自分を責めたりするよりは、今日できないなら明日から再開すると決めて、もっと気楽にできることを探してみてもいいですよね。ストレッチがダメなら深呼吸とか^^
繊細な方、メンタルに病気を抱えている方などは特に気をつけて、ご自分の生活を大切になさってください。こんな大きな災害に対して、自分は何もできないと思わなくて大丈夫。睡眠や食事のパターンをなるべく守ってくださいね。
あと小さなお子さんがいらっしゃるおうちでも、保育園や学校がお休みになっちゃったりして難しいとは思いますが、なるべく毎日同じように過ごせるといいですよね。ちっちゃい子ほど、「月」の要素全開で生きてることが多いので、月的な接し方はすごく安心できると思うのです。
最近勉強している心理占星術のノエル・ティルさんの考え方では、「その人のさまざまな欲求の中で、月は最も代表的な欲求を表す」といいます。月の表す感情とか日常生活とか習慣といった土台の上に、ほかの天体の役割がのっかっている、と考えてもいいかもしれません。
土台であるにもかかわらず、いちばん我慢したり、急に変えたりしやすいのも月が表す部分だったりしますよね。非日常的な状態が続いているいまだからこそ、月を大事にしてみてはいかがでしょう。
被災された方、避難中の方、大切な方の安否を気遣っていらっしゃる方、心からお見舞い申し上げます。
今日おともだち(miu37さん)のツイートで、とてもわかりやすいブログ記事を教えていただきました。
臨床心理士の方からのメール転載記事だそうです。こちらにリンクしておきますね。
【すべての方へ】災害時のメンタルケア
わたしが書こうと思っていたことととても似ているので、もう書かなくてもいいかなと思ったのですが、伝え方がいろいろあったほうがいろんな人に伝わるかもしれないと思い、書いておきます。
今日はいつもとは少し角度を変えて、わたしなりに考えたこんなときにできることをいくつか、天体の性格とからめて書いてみたいと思います。月、太陽、水星、金星、火星、木星、土星まで一つずつ書ければいいなと思うのですが……とりあえず最初は月から始めます。
土星より遠くの星(天王星、海王星、冥王星)は個人の意識とは少し離れた問題を扱う部署?なので、今回は使いません。
ただ、これはあくまで災害から離れたところでわたしが個人的に感じ、考えていることであり、深刻な被害に遭われた方の状況には当てはまらないことも多いということを、最初にお断りしておきますね。
* * *
原子力発電所の事故が発生したあとの自分――この状態は何かと似ているなと思って思い出したのが、2001年9月11日の同時多発テロ後の日々でした。
あの頃、日本の地上波はずっとツインタワー崩壊の映像を流し続けるだけで詳しいことがよくわからず、わたしは起きている間ほとんどPCにかじりついて、当時まだ細い回線だったインターネットの情報を漁りまくっていたのです。
情報が少ない→もっと知りたい→どこかで得られないかと探す→同じことをしてる人がたくさんいて、いろいろ教えてくれる→いろいろわかってくるが全容がつかめない→正確なことを知ろうとしてもっと探す……という繰り返し。
そもそも家でPCを使ってする仕事が多かったため、余計にそうなってしまったようなのですが、そのためにメンタル面ですっかり参り、生活も乱れてしまいました。
でもあるとき、ふと我に返って、これは情報摂取過剰であると気づきました。ほかの人はどうかわからないけれど、自分はもうお腹いっぱい。処理不能。
そこでネットを見るのを最小限にとどめ、ドラマづくりに走る地上波テレビを見るのをやめ、できるだけ静かな生活をして自分の精神と心、ひいては体を守ろうと思ったわけです。
そのときの教訓から、「こんなときにできること」。
(1)月編
月は、西洋占星術では、情緒、日常生活の習慣、共感などを表します。
直接地震の被害に遭っていなくても、その報道や映像によってわたしたちの心は影響を受けます。
怖くなった、不安になった、興奮している、眠れない、何かしなくてはという気持ちに駆られる、など、いろいろな感情を経験するわけですが、まず最初にそう感じている自分を認めましょう。
上記のリンク先にも書かれていますが、だれかがネガティヴな感情や恐怖を抱えていると、それはいろいろな形で伝染して、わたしたちの間で巡り続けます。そうならないために、一人一人が自分の心や体の健康に留意することが大事なのです。「ご自愛ください」という言葉に、よく表れてます。
その一方で、「自分は強いんだから、こんなことでは負けない」とずーっと思いつづけてると、疲れちゃうんですよね。それで、抑え込めなくなったときに、それがいちばん身近な人に向かって噴き出してしまったりします(わたしもよくやるのでしょっちゅう反省してます・笑
恐怖を感じたとき、不安なとき、一番必要なのは、「安心感」ですよね。自分なら、どうやったら安心感を得られるか考えて、たとえばハグしてもらうと安心するなら誰かに「ハグして」といってみるとか。
もちろん、いま周りに誰もいなくても大丈夫です。「安心感」は月の領域、つまり日常的な習慣を続けることで戻ってくるからです。
いつもストレッチを毎日10分やっているなら、同じように今日も10分、明日も10分、続けることが大事です。「いまは特別なときだからもうちょっと頑張ろう」と20分に増やす必要はないんです。「いつもと同じことをする」ことが安心感につながるからです。
ただ、気力が湧かないのなら、ムリにやろうとしなくていいんですよ。あくまで、やるのは自分の安心感と健康維持のため。いつもより長くテレビやネットを見たり、いつもと違う情報にさらされたり、いつもと違う感情を抱いたりすることで、わたしたちの心も体も、思っているよりずっと疲れてしまっています。できない自分を責めたりするよりは、今日できないなら明日から再開すると決めて、もっと気楽にできることを探してみてもいいですよね。ストレッチがダメなら深呼吸とか^^
繊細な方、メンタルに病気を抱えている方などは特に気をつけて、ご自分の生活を大切になさってください。こんな大きな災害に対して、自分は何もできないと思わなくて大丈夫。睡眠や食事のパターンをなるべく守ってくださいね。
あと小さなお子さんがいらっしゃるおうちでも、保育園や学校がお休みになっちゃったりして難しいとは思いますが、なるべく毎日同じように過ごせるといいですよね。ちっちゃい子ほど、「月」の要素全開で生きてることが多いので、月的な接し方はすごく安心できると思うのです。
最近勉強している心理占星術のノエル・ティルさんの考え方では、「その人のさまざまな欲求の中で、月は最も代表的な欲求を表す」といいます。月の表す感情とか日常生活とか習慣といった土台の上に、ほかの天体の役割がのっかっている、と考えてもいいかもしれません。
土台であるにもかかわらず、いちばん我慢したり、急に変えたりしやすいのも月が表す部分だったりしますよね。非日常的な状態が続いているいまだからこそ、月を大事にしてみてはいかがでしょう。
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