2019.06.10 Monday

占いとは?(1) 知ってるけど知らないことを知る

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    東京は梅雨入りしましたね。雨の日を憂鬱に感じるときもあるけれど、いろいろな季節があってこそおいしい野菜やお米が食べられたりするからこれはこれでいいんだなと食いしん坊のわたしは考えるようにしています。

    このブログでは占いも書くのですが、わたしは「占いについて」「占いとは何か」を考えるのが好きな占い師なので、そんなことも書きたくて。「占いとは?」というカテゴリを作ってみました。

    今日はその第1回目です。

     

     

    VOGUE WEB で【真夜中の占いの館】という連載の取材構成を担当するようになって1年以上が経ちました。おかげさまで好評のようです、ありがとうございます(^^)

    この連載を通じて占いやパワースポット探訪などスピリチュアルなことを体験された方に30名ちかくお目にかかりましたが、6月10日現在で最新の体験談は催眠療法です。催眠療法では前世を見たり、知ったり、「体験」したりできると言われていますね。

    わたしは前世や輪廻転生はあると思っていますが、そしてそれらを出生のホロスコープから読むこともできると思っていますが、自分の前世を見てもらおうと思ったことがありませんでした。とりたてて理由はなくて、たまたまご縁がなかったからなのですが……。

    そして、今年に入ってたまたまご縁ができたので、自分の前世というものを見てもらうことになったのでした。

     

     

    このとき見てくださったのは、人の「守護霊」を見る方です。その人をいま守ってくださっている守護霊は、その人の前世であるということでした。わたしはそういうしくみになっているとは知らなかったのでちょっとびっくりしました(笑)。

     

     

    そして、まほさんの守護霊は生前こういう方だったようですよ、と描写された女性の人生は、拍子抜けするくらい波乱のない「フツーの人生」でした!

    お話を聞く前はなんとなく、もうちょっと「ひどい目に遭った」人だったんじゃないかと思っていたので意外だったのです(変な思い込みですねw)。その一方で、それを聞いてなんだかものすごく安心したのでした。ああ、自分にもフツーの人生を生きたことがあったんだ!って。

     

     

    このとき自分の前世の話を聞いてから考え方や世界の見方も少し変わりました。どんなきっかけがあるにせよ、考え方や世界の見方が変わると、周りで起こる現象もがらっと変わってくるんですよね。

    だから仮説としては、催眠療法にせよ霊視の方に見ていただくにせよ、前世を知ることは何かを変えるきっかけになるかもしれないなと思っています。そして、霊視はいわゆる占いとは違う部分もあるのですが、似ているところもあると思いました。

     

     

    前世はフツーに生きた女性だったという話を聞いたときは意外だったのですが、あとからよくよく考えると、自分はそのことを「知っていた」ような気がしたのです。前世そういう女性だったということではなく、それを前世と呼ぶかどうかは置いておいて、自分がフツーに生きたこともあったということを、です。

     

     

    占い師や霊能者について「この人はすごい能力を持っている!」と感じるときは、「言っていないことを当てられた」「未来の予言が的中した」ときだと思います。つまり言われたことが「当たっている」「当たった」ときです。

    でも、前世については自分が忘れている以上、「当たっているかどうか」はよくわかりません。

    それなのに。「あれ、そうだったかもしれないな」と思うのは、それを告げた人の話術とかの可能性もあるかもしれませんが、本当は「自分がそれを知っていたから」なのかもしれないなあと思うのです。

     

     

    占い師としてわたしは「次の1ページをめくる」お手伝いをすると自己紹介しています。

    基本的に「次の1ページ」が「次」である以上、その中身を知ることはできない。それは霊能力や特殊な記憶を持たない人間が「前世」を知らないことと同じです。

    でも、すでにここまでの何十ページ、何百ページがあるから、次の1ページがあるんですよね。そういう意味で誰でも自分の「次の1ページ」を知っている、とは言える。でも、自分で自分を知ることはできないから、ページをめくる人=占い師がいるといい、ということではないかなと思うのです。

     

     

    本当は知っているのに、それを知っていることがわからないし、自分の手を伸ばしても触れることができない。そういうときに、人は占い師を訪ねたり、前世を知ろうとしたりするのかなと思います。

    「知っていたけれど知らない何か」「知っていたくせに知らないふりをしようとしていたこと」「知らないと思っていたけれど本当は知っていたこと」を教えてもらうということです。

    そのときに「教えてもらう何か=自分の未来や前世」も重要ではありますが、「自分が知らないと思っていたことを、ほんとうは自分でも知っていたのかもしれないな」と漠然と感じる体験そのものも大切なのではないでしょうか。それはある意味、「自分の知っている範囲(という思い込み)に自分でツッコミを入れてみる」ということかも。

     

     

    そう考えてくると、まず「占ってもらおう」「前世を知りたいから見てもらおう」と思いたつことそのものがとっても大切で。その時からもう始まっているんですよね、ある新しい流れが。

    さらに、占われて何かを言われたときに、「当たってるわ」とぞくぞくしたり、「あ、そうだったのか」と安心したりする感じ。

    その体験を積み重ねていった先に「自分の知っていると思い込んでいる範囲」をぐずぐずと崩して壊して自由になっていくことがあるのかなと思ったりします。

     

     

    「占いは次の1ページをめくることに通じる」というフレーズは、哲学者の千葉雅也さんの『メイキング・オブ・勉強の哲学』(文藝春秋)にちらっと書かれていることにインスパイアされています。この本とこれに先行する『勉強の哲学』の2冊には山羊座に天体が集中している時代と響き合うことがを書かれているので、機会を改めてまたご紹介しますね。

     

     

    お知らせ:

    ●6月13日(木) 木曜喫茶室@東神田16時〜19時 営業いたします→ 

     

    ●VOGUE WEB 【真夜中の占いの館】はこちらです→催眠療法前編 催眠療法後編   

     

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